東京都国分寺市の新日本婦人の会、国分寺支部のブログです。支部からのお知らせや、管理者ぶんじねこの個人的見解も含んだ雑感など色々を発信します。

噂は噂ではなかったことを市民が確かめてきた話。

国分寺市では先日、副市長と各団体が一同に介しておこなう要求実現の市民交渉がありました。これは38年の歴史があるそうで、ぶんじねこは昨年参加しましたが、昨年は市長がすべての話を聞いて、担当部署や市長直々の回答などがあり、かなり勉強になりました。

すごく記憶に残っているのは、冒頭で市民から
「市長は心の目と耳で聞いてください」
と、声が出たことに対し、会の最後の市長の挨拶で
「おっしゃるように心の眼と耳で聞きました。お答えについては、事前にご用意した書面のとおりです」
と、お答えになっていたことです。

市長は今年は批判的な意見ばかり聞くのは、建設的ではない・・・などとおっしゃり、副市長をまじえて分科会形式で交渉があったそうです。

その場で、学童保育の指定業者について
「決まった業者はニ社のうちのひとつでしかなく、広く公募したといえるのか。また、一方の業者は八王子市で指定業者をしている会社だが、決算に不備があったと聞いている。ごまかし可能性もある。そんな業者を国分寺市に入れて大丈夫か」
という質問があったそうです。

そこで、副市長が
「公式の発表にない、いわばうわさ話を元に市は判断することはできない」
と、回答しました。

質問者はそれを聞いて、八王子に実態を質問し、情報を得てきました。それは、決して国分寺市が受け入れるにあたり、いい情報ではありませんでした。やはり不明な決算があり、結局その業者は八王子では外されるそうです。

質問者は
「副市長は公式な見解があれば考慮できるとのことでした。公式見解を持参してきましたので、お受け取り下さい。」
と、市にその書面を手渡しました。

わたしはそれでとても胸があつくなり、怒りとも哀しみともつかない気持ちになりました。

副市長や市は、どうして業者についてもう少し真面目な調査をしていないのでしょうか。いってみれば八王子の市民でもない一般が、八王子市に問い合わせて教えてもらえた、秘密ではない会計監査報告です。

やはり調査が甘いとしか言いようがありません。疑問が市民から上がった時点で、少なくとも市として調査する約束をしてくれるべきでした。それを事実上はねのけられた市民が、自分たちの子ども達を、安心で安全な学童保育所に通わせたい一心で、八王子に出向いて資料をもらってきたわけです。

単にご苦労様で片付く話ではなく、そこにどれだけ一途で真面目な気持ちが流れているか、市はそこまで考えて今後回答、そして行動すべきと思いました。

市は
「(保育園も学童も)民営化=質の低下とは限らない」
といいます。

が、質の低下にならなくても、質に対して口出しできる範疇からはみ出すことは事実です。

現に、今ある民設民営園に対する苦情を市にうったえても、市は仲裁役にはなりますが、保育園に対して指導の権限がないと自ら認めています。全体計画実施後、それが急に円滑に進むというのは滑稽です。

また、この春明らかになった指定業者による駐輪場の横領について、やっと今月、その指定業者を外すことをきめるところまできました。こんなに時間がかかるのは、契約に不備がある、制度そのものに欠陥があるとしか言えません。

そこを保護者や市民が心配しているのに、市は
「質の低下を招かないよう努力する。そのための全体計画なので理解してほしい」
の一点張り。まるで疑問や不安をいだいた市民が理解が足りないような言い方です。

その部分でずっと平行線が続いています。

今度は各保育園にて市の説明会があり、そこでは保護者から出された質問に、具体的に回答してくださればいいのですが。そして指摘された不備については真摯に受け取り、再検討課題として、本気で取り組み、市民参加の保育園づくりをして欲しいです。

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