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5月25日、国分寺9条の会事務局代表、増島高敬さんを講師に
憲法の学習会を恋ヶ窪公民館で開きました。
題して
世界の流れと日本の流れを見ながら
憲法9条の歴史的性格を考えてみました。
世界は二度の戦争を経て
1 植民地体制の崩壊
2 民主共和制が常識に
3 戦争の違法化
という3つの成果を得ました。そしてそれをより「実行力のある条約」「拘束力のある条約」にして、戦争のない世界へと動き始めています。
一方で安倍政権のいう「戦後レジームの脱却」というのは、敗戦国の屈辱で骨抜きにされた日本のように捉える人もいますが、実は上記の3つの世界的流れへに相反するものなのだ、というお話を伺いました。
資料にいただいた年表はこちら。
若い世代にとって、ふたつの戦争は遠いけれど、911をきっかけにした、イラク戦争はもっとも現代的な戦争(一般市民が巻き込まれる。集団的自衛権をうたう大国から一方的に攻撃される)として、人事ではないと感じるものがあります。
不景気による自衛隊への就職が増える。そして戦地に駆り出される若者の危機感に寄り添う取り組みを、国分寺でもしていこうと、呼びかけがありました。
基地問題では横田基地の座り込みに参加する人が増え始めていることなども報告がありました。
わたしたち女性の問題としては、慰安婦問題(おぞましい人権侵害)と沖縄でマインドコントロールされて「戦争マシン」に変えられた殴り込み部隊の兵士による暴力が続いていることを結びつけて、共有していくことも話し合いました。
増島さんの穏やかな話し方と、わかりやすい資料とで充実した学習会でした。
資料は他に、ポツダム宣言の全文と、国連憲章の前文が配られました。
資料のリンクはこちらです。(外部へのリンクです)
図の年表
イラク戦争をテーマにした、夏の取り組み、楽しみです。